東進ハイスクール講師の言葉に学ぶ勉強の極意
なかなか勉強する気にならない時ありますよね。皆さんそんなときどうしますか?
僕はそんなときはYoutubeで東進ハイスクールのCMを見ます。
「バカみたい」と思う方もいるかもしれませんが、意欲を刺激するような発言が続けざまに打ち放たれて、単純な僕は見るとやる気が湧いてきます。
このCMに使われている言葉は、煽り文句のようにも聞こえますが、勉強するにあたっての大切にすべき本質的な考え方がたくさん散りばめられています。
今回は東進ハイスクール講師陣の言葉から、勉強するにあたっての必要な心構え・極意を考えてみたいと思います。
*なお僕は東進ハイスクールを受講したことはなく、この記事も授業内容について評価するものではありません。
東進ハイスクール講師の言葉に学ぶ勉強の極意
物理とは実体をわかることなんです。何をやってるか、わかればいいんです。
すべてを解いて計算しなくてはわからない人と、構造上わかる人とでは試験で大きな差がでるんです。
ー 苑田 尚之先生
物理に限らず、勉強は実体をわかるようになることが目的です。「問題は解けるけど何をやってるかわからない」 という状態では目的は達成されていません。
逆に実体さえわかれば、問題を解かなくても自然と答えは導きだせるのです。
公式なんて忘れたって導ける
ー 長岡 恭史先生
「公式はまず暗記してしまえ」よく言われる勉強法です。これ自体には反対ではありません。理解が深まらないうちに実体を理解するのは困難です。まずは暗記して使っていくことが必要です。
ただ、公式を暗記することが勉強の目的ではありません。
なぜその公式が成り立つのか、この公式は何が言いたいのか。それを勉強の過程で理解することが重要です。
実体がわかっていれば公式なんて覚えてなくても導けるはずです。
トリッキーな方法を学ぶんじゃなくて、頭から正確に読んでいくんです。必ずそのメッセージは届くように書かれています。
ー 宗 慶二先生
巷にはたくさんの試験対策テクニックがあふれています。確かに効率的に試験を突破するのに試験テクニックを活用することは有効でしょう。
ただしテクニックに溺れてしまうと、それが逆に弱点になります。
相手(出題者)もわかっています。テクニックはあくまで現時点でのテクニック。永遠に通用するものではありません。
正確に問題を捉え的確に解答する力をつけること、そして本質を理解することを忘れてはいけません。
基礎の基礎が怖いってことを今日何度でも言っておきます。
ー 荻野 文子先生
「こんなことわかってる」と思っていることほど、落とし穴があります。
どんな分野でも構いません。自分が勉強している分野の基礎的な用語をきちんと他人にわかるように説明できますか?
できない場合はもう一度基礎に立ち返った方がいいでしょう。
この問題どういう意味だろうなぁ~って15分くらい考えて答案書き始めるじゃん。そのわかんない時間ってのが一番大事なのね。
ー 志田 晶先生
「なんだこの問題?」「どうやって解けばいいの?」
そんな問題に真剣に取り組むことで自分を成長させることができます。
自分は何がわからないのか理解することはとても大切なことです。これがわからないと進歩できません。
簡単に解答できる問題に意味はありません。
自分の全力を尽くさないと解答できない問題に取り組みましょう。
やるのか、やらないのか、そんなことを考えている時間が一番もったいない。
悩んでばかりでやらない奴が多すぎる。
ー 安河内 哲也先生
「この資格取ってみようかな?でも難しそうだなぁ。」
「興味あるんですけど、とりあえず勉強法教えて下さい。」
こんなことで悩んだり、他人に聞いたりしている時間は無駄です。
少しでも興味があれば始めてみればいいんです。自分の力では無理だったり、面白くなかったりしたら、やめればいいんです。
ごちゃごちゃ言う前に「とにかく始める」。
達成感を積み重ねていくことが成績を上げる唯一の道です。
ー 今井 宏先生
成績を上げるには、とにかく勉強を始めて、小さいことでもいいので達成感を積み重ねていくことが必要です。
達成感は自信へと変わります。
資格試験においても合格者は高学歴の人が多いです。それは過去に達成感を積み重ねてきたことによる自信が力になっているからです。
達成感を積み重ねていかないことには、追いつくことはできません。
じゃあいつやるか。今でしょ。
ー 林 修先生
現時点ではそのような人に勝てない。俺なんて合格するわけがない。
そんなことを言っていても差が詰まるわけありません。なにもしなければ開いていく一方です。
そんなこと考えている間にライバル達は今日も達成感を積み重ねています。
じゃあ、いつやるのか?
じゃあ、いつ始めるのか?
「今でしょ」
*言葉の出所はすべて東進ハイスクールCMより