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中小企業診断士の勉強法とその他諸々

中小企業診断士二次試験まであと一週間。意識すべきことを整理してみました。

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ついに二次試験まであと一週間になりました。

これまで勉強してきた成果を出すときです。とにかく悔いのないよう、あと一週間最後の追い込みをかけたいと思っています。

今回は、僕自身のまとめとして二次試験にあたり忘れてはいけないポイントをまとめておきます。

今回まとめるのは個別の事例対策ではなく、試験全般についての意識すべきポイントです。個別対策については合格したらドヤ顔して書きたいと思います(笑)。

自分に言い聞かせるつもりで書いていますので、そのつもりで読んで下さい。

二次試験で意識すべきこと

聞かれていることに正確に答える

当たり前ですが、出題者が聞いていることに答えなくてはいけません。聞いてないことを解答しても0点です。

また解答にあたっての制約条件も見逃してはいけません(例えば「新規顧客増加以外で」「○○を踏まえて」などの条件)。

また「理由」「要因」「課題」「問題点」などの問い方の違いには注意。設問に対して適切な解答をすることが重要です。

この点は絶対に忘れてはいけません。忘れた時点で試合終了です。

ダブりはあってもいいが抜けはだめ

解答は抜けなくダブりなく(MECE)書くことが必要ですが、あまり意識しすぎてはいけません。

特に解答根拠の切り分けに迷った場合は、ダブってもいいから複数問で一つの根拠を使うのも有り。無理に切り分けるとどっちも得点無しになりかねません。

明確な解答が判断出来ないなら、多数の視点からの解答を盛り込み、部分点狙いに転換することも必要。

タイムマネジメントは柔軟に

もちろん、80分の時間をどう使うかシュミレートはしていますが、問題が例年と同じ形式で出されるかはわかりません。

だから時間配分はシュミレーションに固執せず、設問分及び解答文字数、得点配分、設問ごとの難易度で柔軟に決めます。

自分の実力、知識も勘案し、限られた時間資源で得点を最大化するような時間配分が大切です。

迷ったら与件に戻る

解答が思い浮かばない、また、迷った場合は一度与件文に戻りましょう。与件には必ずヒントが有るはずです。

与件に根拠がない解答は自分の妄想かもしれないので、思い込みをせず必ず与件から根拠を探しましょう。

 

「木を見て森を見ず」にならない

解答根拠を探しに行くと、どうしてもミクロの視点になってしまいます。

ミクロな部分だけをみて解答してしまうと事例全体の流れから逸脱したものになる恐れがあります。

まずは事例全体に流れる全体像をイメージして、その流れに沿って一貫性のある解答を心掛ける必要があります。

不自然に出現する記述は必ずどこかで使うはず

与件文を読んでいると、ときどき、脈略もなく「ところで~」「なお~」などの接続詞とともに、それまでの内容と関係のない記述が出現します。

このような記述はいずれかの設問の解答根拠として利用できることが多いです。

このような記述があった場合は、設問を見て利用出来ないか必ず検討しましょう。

事例Ⅳは計算過程を残す

ミスが怖い事例Ⅳ。

特に最終科目なので集中も切れている可能性が高く計算間違いには要注意です。

答えが何かおかしい場合、検算したら違う数値が出てきた場合、どこで間違ったかわかるよう計算過程をどこかに残しておくことが必要です。

最後にどんなことがあっても慌てない

どんな問題が出題されるかは当日までわかりません。予想外の形式で出題される可能性もあります。

そうなった時には焦らず、戦略をすぐに練り直すことも必要です。事前シュミレーションに固執してはいけません。

「焦ってるのはみんな同じ。その中で冷静になれれば有利になる。」

それくらいの落ち着きを持って試験に望みたいと思います。